ブローニュの森
迷うほど広い
一人歩きはかなり寂しい
ブローニュの森はパリの西側に位置し、面積は846万平方メートルにも及ぶ。
園内には、フランス国立民族民芸博物館、子供遊園地、バカテル庭園、シェイクスピア庭園、オートゥイユ庭園のほか、有名なロンシャン競馬場やスタッド・ローラン・ギャロス(テニス場・全仏オープンが開催される)もある。週末を中心に、パリ市民にとっての手軽な緑地として、散歩やジョギング・サイクリング等のスポーツを楽しむ人々で賑わう。が、しかしちょっと注意しなくてはならない。
冬の森は閑散としていてかなり寂しい。森は異常なほどに広く、それこそ死体の10や20は埋まっていそうである。冬は日が落ちるのも早いので、いつの間にか暗くなって出口に向かうのに冷や汗をたらすなんてこともよくあった。こんな森で迷ったらどうなることか!
夕暮れ時、森の道に沿って歩くと、ちらほらとこの場に似つかわしくないボディコンを着た女性が立っている。まあ、大体予想はつくのだが、なにもこんな森の中で客を探さなくても…と思う(寒いだろうに)。後になって知ったのだが、この森は昔から男娼の聖地であり、私が見ていたのはほとんど男だったのである。確かに暗い森の中だし、分かりにくいっちゃ、分かりにくいけど…。以前この森で一斉検挙があったとき、つかまった人たちのなんと80%が男性だったようだ。そういえば、映画「ダヴィンチ・コード」でオドレイ・トトゥとトム・ハンクスが娼婦(夫?)にまぎれてこの森に逃げ込むシーンがあったような気がする。
言い訳っぽいけど、……暖かい季節の、明るい時間にお散歩するには、最高っっ!!!
文章・写真:SHIGE











